一般歯科
「銀歯とセラミックではどちらが沢山歯を削りますか?」
朝から猛暑が続く日曜日
休息と水分補給をしっかり摂りましょう
アツ、スポーツドリンクはNGですので、お忘れなく
皆様、こんにちは
池袋で虫歯治療なら、山の手デンタルクリニックへ
院長の 朴 幸佑 です
昔から患者さんに質問されることの一つに
「銀歯とセラミックでは、どちらが沢山の歯を削りますか?」
という質問があります。
恐らく、この質問をされる患者さんの心の中には
・少しでも自分の歯を残したい
・沢山削られると、その分だけ歯が壊れやすくなる
という考えがあるのだと思います。
費用の異なる材料の説明をする時、言葉を慎重に選びながら説明をしなければなりません
歯を削る量の差で判断するとは言っても症例毎に微妙に違ってきます
そして、その量の差はほとんどの場合は僅かなものが多いです
最終的に、どの材料を選ぶかの基準は
それらの材料の利点・欠点を説明した後で
・自分がどの利点を求めているのか
・どの欠点ならば自分は受け入れる事ができるのか
・これらをもう一度考えてから選ぶ
以上の事を患者さんに伝え、ゆっくり考える事を勧めています
一番大切な事は、治療した歯が5年後10年後も正常に機能している事です
ほんの少しの削る量の差が10年後の歯に与える影響は限りなくゼロに近いです
それよりも、毎日の手入れを怠らない事、定期検診に行くことです
「歯を治した」=「人工の材料がお口の中に入った」
という事なので、生まれ持った歯に戻った訳ではありません
人工の材料は「再生」しないので、時間の流れとともに少しずつ壊れていきます
壊れない材料は、この世の中には存在しません
それを少しでも遅らせる事の結果が、5年後10年後へと繋がっていくのだと思います