一般歯科
虫歯治療のゴールはどこにあるの
ようやく梅雨に入りました。
毎日の気温差に梅雨の湿度が加わり
過ごしにくい日々が始まりました。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
池袋の虫歯治療は、山の手デンタルクリニックへ
院長の朴幸佑です。
さて、今回は「虫歯治療のゴール」についてです。
皆様が歯科医院にいらっしゃる時、かなり高い精神的なハードルを乗り越えてドアを押されるものと思います。
歯科医院って、いやいや行く所ですものね。
その重い重い扉を押し開けて下さった患者さんが
「何をして欲しいのか」
「どこまで治療して欲しいのか」
患者さんとの会話を通して確認するように心掛けています。
・右下の奥歯が滲みるのから、滲みないようにして欲しい
・歯の汚れが気になるから綺麗にして欲しい
・痛い所はないけど、検診して欲しい
・昔から虫歯が多いので、全部治したい
とか、患者さんの求めるゴールはいろいろあるわけですよ。
実際に患者さんと話して見ると、「自分自身がどうしたいのか」
明確な解答を分かっていない方が多いように感じます。
ですから、会話をして言葉に表してお互いにゴールを確認する必要があります。
いくら良い技術でも患者さんが望まなければ、その患者さんにとっては良い技術ではありません。
・とにかく噛めるようにしてくれればいいから
これはね、かなりレベルの高いゴールなんですよ。
歯医者にとっての最終ゴールの一つなんですけど、なかなか理解してもらえない時もあります。
こうやって、患者さんのゴールがどこにあるのかを毎日探しています。